waterproofing system 防水工法

ファインコートスプレーの超速硬化ウレタン吹付けシステムイソシアネート(主剤)とポリオールおよび特殊アミンの混合レジン(硬化剤)は、混ぜ合わせると短時間で硬化します。この仕組みを利用し、主剤と硬化剤をスプレーガン先端での強制攪拌方式あるいは、衝突混合方式により「速硬化・高物性」のウレタン塗膜をスプレーで成型することができる施工システムです。
ファインコートスプレーシステムは、従来の衝突混合スプレーに加えてエアアシストスプレー、エアレスエアコートスプレーをこれからの時代にマッチした工法として「省エネ」「省電力」「多機能」「高機能」を理念とし、「簡単」「安全」「確実」をコンセプトに開発された新時代のスプレー工法です。

finecoat spray technology ファインコートスプレーテクノロジー

2液タイプの超速硬化型ポリウレタン・ポリウレア・ハイブリッドウレタン材を
最新のコーディングテクノロジーにより様々な施工状況に対応できる、安定した高品質なコーディング技術です。

  • 衝突混合攪拌スプレー

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    材料を高圧で圧送しガン内部で攪拌スプレーします。チャンバー交換により幅広い流量範囲間欠吹き可能で作業ロスが少ない。均一のとれた表面粒子の細かい仕上がり。

    一般的用途
    解放廊下・金属屋根・一般陸屋根など
    適応面積
    中~大面積
    下地処理
    平滑面が必要・仕上げ条件により要不陸調整
    材料温度
    55℃~65℃
  • 強制攪拌エアレスエアコートスプレー

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    材料を高圧で圧送しスタティックミキサーで攪拌しスプレーします。チップ交換で低~高流量 スプレー幅など幅広く対応エアカーテンにより飛散を抑え塗着率がいい。均一のとれた表面粒子の細かい仕上がり。

    一般的用途
    解放廊下・金属屋根・一般陸屋根など全般
    適応面積
    中~大面積
    下地処理
    仕上げ条件により要不陸調整
    材料温度
    25℃~30℃
  • 強制攪拌エアアシストスプレー

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    材料を中圧で圧送しスタティックミキサーで攪拌しエアーでアシストしてスプレーします。エアアシスト量の変更によりスポットスプレーなど下地に影響しにくく荒面にも対応します。表面粒子は粗めの仕上がり。

    一般的用途
    クラック・厚膜・不陸調整対応
    適応面積
    小~大面積
    下地処理
    浮沈面対応
    材料温度
    25℃~30℃

Spraying system 超速硬化ウレタン吹付けシステム

  • 防錆効果

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    腐食を促進させる水分、酸素、塩分の透過をシャットアウトします。弾性の大きい厚膜材料のため、万が一さびが発生・膨張しても防水塗膜に亀裂が入ることなく、錆の膨張を抑制することができます。

  • 遮熱効果

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    ウレタン防水層と遮熱塗料で、一般の塗装遮熱塗料と比べ二重の効果。金属屋根など特に効果的で一般塗料と比べ5℃~20℃抑制します。

  • 環境効果

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    居住者に配慮した無溶剤タイプです。建築基準法28条の2(居室内における化学物質の発散に対する衛生上の処置)に定めるホルムアルデヒド放散等級(F☆☆☆☆)使用規制外に登録されています。また、材料中に溶剤を含んでいないため、密封状態での施工も可能です(環境対応型プライマー、保護仕上げ材をお選び下さい)

  • 復元効果

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    完全密着させることにより、躯体保護躯体強度再生させます。劣化したスレートなどの再生、強度復元を行い寿命を延長させます。

  • 遮音効果

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    雨音を減音し、快適な環境を創出します。金属屋根やスレート屋根は宿命的に降雨騒音に悩まされます。減音効果の実験を行った結果、騒音レベル値は約5~10%程減音されました。

  • 多目的用途効果

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    コンクリート中性化防止に効果的です。
    下地の凸凹に左右されにくく、均一な塗膜厚さが確保でき、中性化の引き金になる下地クラック部分を効果的にカバーします。
    材料中に溶剤を含んでいないため ウレタンフォーム、発泡スチロール、木材、あらゆる物にコーディング可能です。

一般密着防水工法

  • 一般密着防水工法
  • 耐久性に優れ、躯体を完全に保護します。
  • 小面積のベランダから大面積の屋根まで幅広く対応します。
  • 防水下地に直接超速硬化ウレタンを吹き付ける密着工法です。
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仕様 工程 使用量(kg/㎡)
歩行用一般仕様 AS-1
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2
歩行用一般仕様 AS-2
高耐久・高負担
平均膜厚 3mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 3.0
3. トップコート 0.2

一般通気緩衝防水工法

  • 通気性を有する緩衝シートにウレタン防水層を積層した絶縁複合防水工法。
  • 水分を含んだ下地の防水改修に対応します。
  • ふくれ防止と下地挙動の緩衝に適します。
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仕様 工程 使用量(kg/㎡)
歩行用一般仕様
平均膜厚 2mm
     3mm
1. 接着剤 0.2
2. 緩衝シート 2.0
3. 脱気筒 2.0
4. ウレタン基材 2.0
5. トップコート 0.2
歩行用一般仕様 AS-2
高耐久・高負担
平均膜厚 3mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 3.0
3. トップコート 0.2

※仕様頻度及び条件により厚みが変わります。

駐車場防水工法

  • 使用するウレタン基材は高硬度、高強度ウレタン材とします。
  • シームレスで下地追従性に優れた防水層が強靭で防滑性、対薬品性に優れた耐久防水層を形成します。
  • タイヤによる摩耗、ねじれ等に強い膜を形成します。
  • 露出工法のため、押え層を必要とせず、軽量化が図れます。
  • 露出工法のため、欠損箇所が把握しやすく、補修も容易に行えます。
  • 防滑罪については条件により異なる場合がありますので別途ご相談下さい。
仕様 工程 使用量(kg/㎡)
立ち上がり及び非行部仕様
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2
一般駐車場仕様
平均膜厚 3mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 1.0 + 0.4
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床・観覧席防水工法

  • 歩行用スパイク仕様は全天候陸上競技場用スパイクシューズに限定します。
  • ノンスリップ仕様は、同一ウレタン基材での骨材入り一体成型の粗面仕上げになります。
  • 屋外の通路部や階段部のノンスリップ仕様については別途ご相談下さい。
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仕様 工程 使用量(kg/㎡)
一般床仕様
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2
階段・通路ノンスリップ仕様
平均膜厚 3mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. ウレタン基材+骨材 1.0 + 0.4
4. トップコート 0.2
歩行用一般仕様 AS-2
高耐久・高負担
平均膜厚 3mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 3.0
3. トップコート 0.2

金属屋根防水工法

  • 金属屋根(折板、瓦棒)、鉄骨階段等に対応します。
  • シームレスで複雑な形状にも対応できます。
  • 鉄部表面の酸化劣化を防ぎます。
  • 遮熱用トップコート使用により温度上昇を抑制します。
  • 鋼板等のかぶせ方式より軽量改修できますので建物に負担がかかりません。
  • 雨音や靴音を低減します。
仕様 工程 使用量(kg/㎡)
遮熱・防錆仕様
平均膜厚 1.6mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 1.6
3. トップコート 0.2
防水改修仕様
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2
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ストレート屋根補強防水工法

  • 古くなったスレート屋根の強度復元を実現します。
  • 表面荒れによるアスベストの飛散を押さえます。
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仕様 工程 使用量(kg/㎡)
歩行用一般使用
平均膜厚 1.5mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 1.5
3. トップコート 0.2
補強・防水仕様
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2

プール・プールサイド防水工法

  • RP、アルミ、鋼板、ステンレス、モルタル等あらゆるプールの新築、改修に適応します。
  • クリアコートはフッ素系のものを使用します。
  • ノンスリップ材(ウレタンチップ)はプライマーとの重量比3%を基本とします。
  • プール内ノンスリップ(オーバーフロー、蓋、ターン部等)については別途ご相談下さい。
  • ライン、文字入れ等は別途ご相談下さい。
  • 特に改修工事の場合、下地の状態により使用材料、処理方法が変わる場合がありますので事前にご相談下さい。
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仕様 工程 使用量(kg/㎡)
プール一般部仕様
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2
4. クリアコート 0.1
プールサイド仕様
ノンスリップ
平均膜厚 2mm
1. プライマー 0.2
2. ウレタン基材 3.0
3. プライマー+ノンスリップ材 0.1
4. トップコート 0.2
5. クリアコート 0.1

衝撃吸収ウレタン吹付工法

  • 硬質プラスチックフォーム及びウレタンフォームは工場製作パネルとして一体化品を基本とします。
  • ウレタンフォームは継ぎ目無しとします。
  • 穴が開いた場合、その上から再度ウレタン樹脂を吹き付けし仕上げ塗装をします。
  • トップコートのメンテナンスは5年に1度を目安にして下さい。
  • 現場の状況により取付方法その他が変わる場合がありますので事前に御相談下さい。
  • 野球場、運動場、遊び場等に対応出来ます。
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仕様 工程 使用量(kg/㎡)
クッションフェンス仕様
平均膜厚 2mm
1. 硬質プラスチックフォーム t=10mm
2. ウレタンフォーム t=50mm
2. ウレタン基材 2.0
3. トップコート 0.2

product information 製品情報

ウレタン
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プライマー
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保護仕上材
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technical data技術資料

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